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肺気腫とは? [科学]

慢性呼吸不全をきたす疾患の中で、最も多い疾患。

肺はスポンジのような小さなふくろ(肺胞)が集まってできています。
肺気腫は、このふくろ(肺胞)が破壊され、
スポンジの中に穴があいたような状態になる病気です。

日本人では殆どが喫煙が原因です。

喀痰を伴い慢性気管支炎の状態を伴う場合もあり、
この両者を合わせて、
慢性閉塞性肺疾患(COPD)と呼びます。

この疾患は、
徐々に呼吸困難が強くなって気付くことが多く、
肺が過膨脹になってきて、
息を勢いよく吐きだしにくくなります。
また、喘息様の症状を伴うこともあります。

この病気になると、肺活量は減少しないものの、
最初の1秒間に吐出し量が減少します。
一秒量の肺活量に対する比率(一秒量/肺活量)を
一秒率(いちびょうりつ)といい、
70%以上が正常ですが、
肺気腫では非常に低い率になります。


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